2010年11月09日

vol.14プロペラの秘密by西根博司

FExをご覧の皆様ご無沙汰しております!さて一席!西根的プロペラ論を書いてみたいと思います!!が、実は僕もワカラン事だらけなので、現時点で自分が感じている事を書かせて頂きますね。(今回は話の混乱を避ける為にも、最近流行のタダ巻きWプロップベイトに話を絞って進めさせて頂きたいと思います)
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OchiAyu WP125F/NLW

さて、プロペラ。バスにはどう感じられているのでしょうね?こればっかりはバスに聞いてみないとワカリマセンよね。あんな金属板がクルクル回ってて、ホント何に見えているのでしょうか。。まずプロペラの特徴ですが、実は僕自身が最も重要視しているのは「プロペラが発生させる音」です。何と言ってもこの「音」が独特!!金属のシャフトを回る時に発生させる「カリカリカリカリという音」。一説には水中を泳ぐベイトフィッシュの骨格が軋む音に比較的近いと言われる事もありますが、真偽の程は僕にはわかりません(機会があったら実際の魚の骨格が軋む音というのをぜひ聞いてみたいと願っています)。

ではルアーのメカニズムと言う観点からプロペラを捉えるとどんな特徴があるのでしょうか?まず第一番に言える事は、プロペラが最も効率的に「音」を出せるシステムの一つだと言えます。もっと踏み込んだ言い方をするならば、ボディーが全くアクションをしないような超低速でも回り続けるので、ルアーが動いている限り「音」を発生させる事が可能です。

第2番に言える事は、プロペラが発生させる「音」は基本的には連続音と言う事です。(タダ巻き時)ルアーが完全に停止しない限りプロペラは回転し続けている訳ですから、「音」も出続けますよね。これは見方を変えると、スピード変化による「音」の強弱は調整できても、音質を変化させるのは難しいと言う事を意味していると考えています。この特徴を釣り人の観点から考えると、スピードや音質変化を使ったリアクション狙いが難しいタイプのルアーと言ってもいいのではないでしょうか。

逆に、この連続音であるからこそ、バスが反応しているのでは?って感じるシーズンもあります。その一つが産卵期のバス。プリから産卵直前までのバスがWプロップベイトに反応が良い事があります。何故プロップベイトに反応するのか分かりませんが、時期的な事を考えると、もしかしたらフィーディング以外の理由で反応してきている事もあるのかもしれませんね。

それともう一つ、晩秋とか水温が下降傾向にある時に、やはりプロップベイトのただ巻きが効果的である事があります。これは恐らく(基本的にはフィーディング中心なのだと思いますが)水温低下や水質悪化によってバスが激しい動きのルアーに反応し辛くなり、そんな時にWプロップベイトのローインパクトなアクションに思わず口を使ってしまうっていうような感じでしょうか?

とにかくWプロップベイトを使う上で、「プロペラの回転音」は非常に大きな役割を果たしているのではないかと思います。

アタリプロップと言うのは存在します。そして、そのプロペラのアピールを活かせるボディーも非常に重要に思います。ただ単にクルクルプロペラが回って釣れるかと言えば、そう単純なものでもなく、やはりボディーあってのプロペラだと僕は考えています。アタリボディー×アタリプロップを探す旅。かく言う僕もそのアタリボディーに辿りつく為に、格闘している日々なのです。
(西根博司)


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posted by hbm at 22:44| マエストロノート